ワンオペ楽曲制作のすすめ(楽曲編)
始めに
この記事は12/22に投稿した曲の制作解説記事となります。
ざっくりとした流れの解説なので、細かい話はあまりありません。
Y : https://youtu.be/3IDG5HSNzDo
N : https://www.nicovideo.jp/watch/sm39775817
必要な素材
まずは制作に必要な工程を確認しましょう。
曲 : 作詞、作曲、編曲、調声、ミックス、マスタリング
絵 : イラスト、ロゴ、3Dモデル、背景、その他素材
動画 : 編集
それでは次に、各工程を見ていきます。
制作工程
作詞
主にNotionを使って作詞をしています。学生なら無料で容量が無制限のプランが使えるのでお勧めです。
このように見た目がシンプルで、メモが簡単に残せ、行の入れ替えも簡単にできるので使っています。
作曲
ここからはDAWの出番です。
作曲の部分では、メロディーとコード進行を考えます。
メロをシンセで打ち込んで、コードはStudio Oneのコード機能で並べることが多いです。
ここで十分に練っておかないと、後から修正するのが大変です(n敗)
編曲
次に作曲したメロとコードに肉付けをしていきます。
ここではレファレンス楽曲を何曲か用意しておくとよいでしょう。
今回はオーケストラバラードを作ろうと考えていたので、具体的にはこの辺の曲をレファレンスとして集めました。
その後、実際に編曲をした様子がこちらになります。
オーケストラ曲を組み立てようと思うとメモリは32GBでも足りないもので、何とかRAMのやりくりをして仕上げました。
使用した音源やエフェクターについては記事の最後で触れます。
調声
CeVIO AIのエンジンは優秀なので、何も調整しなくともそれなりには聞こえるのですが、フェイクの作成やビブラート、母音&子音の脱落等はこちらで弄ってあげる必要があります。
ミックス
本来はCeVIO AIで書き出した音声データを編曲のプロジェクトに取り込んでミックスをするのですが、今回は編曲用のプロジェクトが負荷に耐えきれず開かなくなってしまったので別途ミックス用のプロジェクトを作り直しました。
前回(Marginis)の反省として、音の立体感にはマスキングが天敵ということが分かったので、Nectar 3のunmask機能をオケに対して使用して、マスキングの解消を図りました。(詳しくはこちらの動画を)
【Nectar 3】ボーカルをミックスの中で目立たせてくれる「Unmask」の使い方 - YouTube
マスタリング
今回はミックスが上手くいったので、あまり調整せず、bx_masterdesk Classicを通して軽く全体をまとめて完了にしました。
以上で楽曲の作成は終了です。
イラスト/3D編に続きます